太陽の柱

「日向ちゃんはナイトを好きになったのかな?」



『いえ。ナイトはオタクですから。これから探します』



おたくかよっ!と噴き出す魅乃ダーリン


『そーだ!!トロッコって乗りました?』




「乗ったよねぇ♪だって、そこで告られたんだもん~」


きゃっきゃと肩を左右に振って喜んでいる




『そうなんだぁ~。昨日乗ったけど凄い感動してさぁ~。人間ってすごいなぁーってしみじみ思ったし』



それからというもの、トロッコ話でもちきり状態



トロッコは行き場所によって色々な景色が見れるって教えてくれた



オタクとじゃなくて彼氏ができたら行きたいって話ししたら、また笑われた



「オタクついでに童貞らしいよぉ~」



それは魅乃の想像では……?



納得する魅乃ダーリンをよそに魅乃はマンガ喫茶行こうかぁ♪
と予定を立て始めている



「またヒヨコ沢山連れてくるからねぇ~」


と白い歯を輝かせながら魅乃ダーリン達は玄関を出て行った