太陽の柱

滝から流れでる川に沿って線路が続いている
川沿いでは狩りをしている男性と女性が見える


≪ミメィ:ここって狩れるの?≫

≪takathi:みたいだねぇ~。でもあの二人凄いレベル高いと思うよ。≫

なんでわかるんだろう
滝の傍だから?
敵が大きかったからかなぁ


≪takathi:なんで?って思った??ww≫

うっわ!!
ここにもエスパーいたよ!
しかも魅乃より最強


≪ミメィ:なんでわかったのさww≫

≪takathi:( ´_ゝ`)?なんとなくw≫


≪takathi:あの二人の装備見えたけど絶対にレベル高いよ!≫


あ~ぁ。ちょっと甘い言葉くれるかなぁ

とか思った私がバカだった
何を期待してんだろ
調子狂うな


相手は童貞なのに…

多分…



しばらく無言で景色を堪能する
風車・古ぼけた寺院

”綺麗”ほんとこの一言に限る






キキーッッッ

急にトロッコが停車する

画面が”LOAD中・・・”と切り替わり
大きな湖の岸辺に私達二人は立っていた


≪ミメィ:ここは?≫

≪takathi:転職したての人に適してる狩場らしいよ?≫


なんで詳しいんだろ

≪ミメィ:そうなんだ!≫



≪takathi:本当は走ってこれる距離だったんだけど、転職したらトロッコ乗れるからさww≫


なるほど、そうだよね。
まだレベル低いし遠くはあまり行けないよね。




≪ミメィ:スキル使いたい!!≫



さっきの絶景ですっかり忘れてたけど、今日のメインイベントがあったんだよね



≪takathi:そうだね!ミメィから見せてよ≫


何で私から?
今日はよく喋るなぁ…
まっ、いっか