もしも明日があるのなら、君に好きだと伝えたかった。


懐かしい思い出。そういえば。

「あの時の猫ちゃん、元気にしてるかな」

あれ以来姿を見てはいないから、きっとどこかで元気にしているはず。

思い出の中の慎太郎は今でもわたしの中で色褪せず、綺麗なままだ。

慎太郎はいつだってまっすぐで、どんな時でもわたしを助けてくれた。守ってくれた。

無邪気なその笑顔に、いつもいつも元気をもらってた。ありがとうって、いくら言っても足りない。

わたしの中で慎太郎だけが揺るぎない正義だった。尊敬してた。慎太郎が味方でいてくれたから、わたしの世界はキラキラと輝いていたんだ。

それなのに……中学二年生の時、わたしの世界は突然色を失った。