(中学のあいつ…か。
忘れられるわけ無いじゃん。
あんなにも好きだったのに…
こんなにも今も好きなのに。
そう言えば、あの、人気の俳優さんよりも彼にそっくりだな、あの人…
て、仕事にまであいつの事ばかり何て…
もう、忘れるって今、約束したのにな…)
そう思いながら、私は無意識に気を紛らわすように、引っ越しの作業をして深い眠りについたのだった…