あやちゃんとの電話を切って、急いで戻る準備をする。 「結城くん、ありがとうございました! それじゃあまたお家で!」 言うだけ言って、結城くんの話も聞かずに空き教室を出た。 「帰る家一緒だろ。 ま、さすがにあんな寝顔見せられたあとじゃあ俺も何しでかすか分かんなかったし良かったかもな」 なんて結城くんが言ってたなんて、急いでいたわたしには全く聞こえていなかった。