とは言っても俺が好きなのはゆきだし、逢坂をそういう目で見ることはこれから先ずっとない。
だから友達として逢坂に接することにした。
話しかけられれば応えたし、手伝いを頼まれれば手伝った。
そうしたのはやっぱり、逢坂の性格故だと思う。
サバサバしてて俺に媚びてこないところ。
そこが他の女とは違ったから。
だから今日も……
昼休み、俺は無償にゆきに会いたくなって六組に向かったんだ。
今日は一緒に弁当を食べる日じゃなかったから。
だけど向かう途中。
『ん?あれって逢坂…』
逢坂と逢坂を連れて歩いてる、いつも俺に媚を売ってくるクラスのギャル女数人を見つけた。
なんとなく嫌な予感を覚えた俺は、その後を着いて行ったんだ。
辿り着いた先は一通りの少ない廊下にある空き教室。
『俺の予感、当たりだな』
ドアごしに中の様子を見る。
逢坂はギャル女数人に囲まれてる状況。
この後何が起こるかなんて、見なくても分かる。
