芸能人、拾いましたけど? 【完結】

☆エピローグ☆




修さんのススメで、

広い部屋に引っ越した。



オートロックで

防犯設備もちゃんとあるマンション。



飛鳥に貰った指輪をニヤニヤしながら

眺めていたら


「それ、グッズじゃないから」

と、私の手から指輪を取り上げ、

「世界でたったひとつのオリジナルだから」

と言いながら、私の左手の薬指に

指輪をはめてくれた。



「気にしてるといけないから
 もうひとつ」


『何?』


「キスシーン・・」


『ああ・・うん。大丈夫だよ。
 気にしてないから。うん・・』


「してないから」


『え?』


「フリ、だから。
 角度で、キスしたように
 見せただけ」


『そ、そうなんだ。
 ふーん』


「だから今、する」


っ!



―――チュッ




瞬きする間もなく

グイッと片手で引き寄せられ

キスをされた。



甘くて やさしい キス・・