「のど、乾いた・・」



頭をクシャクシャっとしながら

ふらっと飛鳥がきて、

水をひとくち飲んで

無言で部屋に戻っていった。





もしかして・・・





トントン、とドアを2回、ノックする。


『ねぇ、入っていい?』


「ああ」


部屋に入ると、

飛鳥はベットの端に座り、

絨毯に足を投げだしていた。




シーツが乱れていない。




・・寝て・・ないじゃん・・・