「真澄はほんま…変わらんなぁ。」

「え…?そう?///」

「俺な、火事で親亡くして…東京来たけど、故郷の事忘れたなくて関西弁貫いとったんや。」

烏丸が珍しく、自分語りをする。

「せやから、俺も真澄に話しかけて良かった。」

「迅くん……///」

過去の思い出が、キラキラと輝き出す…。
時を超えて……。

「ま、今は俺…莉香ちゃんて子にゾッコンやねんけどな。」

「……うん。その子と付き合えたらえーね。」

「だから真澄……次!恋愛する時は、俺より良い男と付き合いや!?///」

「分かっとるよ。ふふ。」

お互い顔を見合わせて笑った。

「ぢゃあ…またいつか。」
「おうっ!お互い刑事として、頑張ろや。」