「烏丸迅の京都事件簿」

「…てかさ、真澄。」

烏丸が山崎さんを真剣な目で迫った。

「俺って、キス上手かったん?」

「へ…!?///」

「教えて?」

「ばっ、バカ!//こんな時に何言って…」

壁際にそっと追い詰められた山崎さんは、
烏丸の手の内に居て逃げられない。

「バカかもしれんけど、あんなん言われたらキスしたくなってきた…。」

「っっ!?……んっ!///」

壁ドンからのキスに、山崎さんは逃げられず受け入れる。

「ふ……!?///ちょっ!待って…//」

「待たへん…。」

そんな2人の様子を、茂みから覗く友人達。

「うわぁーなんかエロいってぇ!///」
「ちょ、池本押すなよ!」

そこに花田さんも居て、背を向けて体育座りで無言でいた。

「あたし先帰るね。」
「えっ!?花田ちゃんも見ようよ!」
「池本、やめろって。そいつは…」

「待って!花田ちゃーん!」

浦田さんが追いかける。
彼女は花田さんの好きな人が烏丸とゆう事を知っていた。