「烏丸迅の京都事件簿」

「……やばい、めっちゃキスしたい。」

「へ?…えっ!?///」

思春期の烏丸にとっては、ごく自然な事だった。

「ま、待って…心の準備が…///」

「隠れんとって…?」

俯く山崎さんの頬にキスすると、力が緩んだ。

髪を撫でてあげると、
小さく震える手で烏丸の手を握って顔をあげた。

その瞬間、2人は気持ちの通った

初めての、優しいキスをした…。


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