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「"Sword"の特性か。なるほどな。
山崎さん良かったのぅ。バルタン星人がほんまに居ったらどーしよって怖がってたやろ？」

「ちょっ！そんな事2人の前で言わんで下さい！///」

赤面する山崎さんのハンドルがまた不安定になり、2人は後部座席でよろけまくっていた。

「真澄、ほんま変わらんなぁ！くっく…」

「ほら！迅くんが…くっ。堪えて私。」

烏丸がまた笑いを堪えて、山崎さんが…鞍馬警部補は隣でニコニコしつつも黙った。

「あっ！旅館見えてきた。」

青山が窓からの風で髪を乾かしながら外を覗くと、黒を基調とした旅館らしき建物が見えてきた。