いつも想うのはあなただけ。

そう私は、彼氏さんに指輪を彼女さんに付けてあげるよに促した。

彼氏さんの手は、傍からみても指輪を落としてしまわないようにと緊張して手が震えていた。

震える手で何とか彼女さんの薬指にはめた。

少し緩かったのか、するするとはまった。

「少し、緩いね。でもとても綺麗なダイヤモンドがあしらわれていて素敵だね。」


そうとても幸せそうな表情がしているのが誰からみても明らかであった。