さほど山道でもなく普通に家もたくさんある橋の上の一つの“トンネル”。 もちろん、そこに着くまでの景色は絶景。 『わぁ〜。綺麗。』 梨奈も喜んでくれた。よし!このままトンネルへ…。 ちょうど入口に差し掛かった時、梨奈が急に黙り込んだ。 『どうかしたか?』 下ばかり向く彼女に聞いてみた。 『え…。ううん!!なんでもない!』 そのまま笑ってたから気にせず先に進んだ。 とうとう出口から出た瞬間、梨奈がいきなり叫びはじめた。そして、顔を押さえて泣き出した。 『どうした⁉︎』