『お疲れ!どうした…?仁?』
こいつ…。

浬の肩から見えていた女が後ろから抱きつくように
乗っていた。

『あぁ….。まぁ、とりあえず行くか。』
会社から駅も近く駅前にあった居酒屋に入った。

『乾〜杯‼︎あー‼︎やっぱ仕事終わりのこれは美味いな!』
本当に元気な奴だなって心底思った。

『んで?この間の休みはどこまで行った?』

美味しく呑みたくても肩のヤツと目を合わせながら呑むのは美味しくもない。