街灯が少しかない道。
だから、空はもちろん。

『綺麗だな…』
『綺麗…』

ん?…誰かしゃべった?

横を見たら壁にもたれ掛かっている女。
いつからそこに居た…?

ふと、疑問に思ったが気にせず声をかけた。

『大丈夫?歩けますか?』
手をかそうと出したら、

パッシンッ‼︎

見事に払いのけた。
『触るな。おっさん。』