「軽い熱中症を起こしたみたいだけど、今は保健室で寝てるよ。倒れたっていっても、一瞬だけふらついて意識が飛んだみたいでさ。
俺が保健室に連れて行った時は意識あったし、支えられながら歩くこともできたから安心して大丈夫だよ」
不安そうな顔色ばかり浮かべるわたしを安心させるために、木下くんは冷静に話をしてくれた。
そして、驚くことをわたしに告げる。
「もしさ、凪のこと少しでも心配する気持ちがあるなら、そばにいてやってほしいな」
「え……?」
「あいつ寝てるはずなのに、
ずっと心結ちゃんの名前呼んでたんだ」
「な、なんで、わたしの名前なんか……っ」

