「藤宮くんの気持ちを確かめてもいないのに、勝手に幼なじみが好きだって決めつけちゃったのがよくなかったかもね」
「…………」
「今までの心結の話聞いてると、
どう考えても藤宮くんは心結に気があると思うよ。
そうじゃなきゃ、受けなくてもいい補習を受けたりしないし、夏祭りも誘ったりしないと思う」
「でも……凪くん優しいから」
「だからー、その優しさは心結限定なんだって。心結はもっと自信持ったほうがいいよ。
いつも遠慮してばっかりで自分の言いたいこと言えてないし。それで後悔したくないでしょ?藤宮くんが他の子にとられてもいいの?」
素直に嫌だと思ったので、
その問いかけに首を横に振った。

