君が可愛すぎるから




本当は自分の胸にしまっておこうと思っていた凪くんへの気持ちは、

一緒にいる時間が増えれば増えるほど、どんどん大きくなっていく。



ただ、それを伝えることができないのは、
前の状況と何も変わっていない。



わたしの中で、凪くんの存在は、
日に日に大きくなっているけれど、
凪くんにとってはどうだろう……?



少しでも、ほんの少しでもいいから、

凪くんの気持ちの中にわたしがいたらいいのに……。


そう思ってしまうことは欲張りなのかな。


夜空の花火を見ながら、隣にいる凪くんを見る。


さっきまで暗くてあまり見えなかったのに、
今は花火の光のおかげで凪くんの横顔がはっきり見える。


この瞬間が、
ずっと続けばいいのにと思うほど。