君が可愛すぎるから




すると数秒後。


ヒューッという音がして、
自然と顔が上がった。



その瞬間、ドンッと大きな音を立てながら、
一輪の大きな花火が夜空に咲いた。


今日の空は雲一つなく、星が輝いて見えるくらい綺麗。


そこに打ち上げられた花火は、今まで見たことがないくらいに、綺麗な輝きを放っていた。



「す、すごい!!こんなに綺麗に見える場所があるなんて知らなかった!」


その後も、色とりどりの花火が夜空に打ち上げられるたびに、目が離せなくなる。



こんなに綺麗な景色を凪くんの隣で見ることができて、それだけで胸がいっぱいだ。



きっと、前のわたしだったら考えられなかったと思う。


凪くんと過ごす時間がこんなにも多くなっていくことや、こんなにもそばにいられること。