君が可愛すぎるから




公園から少し歩くと、
屋台がたくさん並んでいるところまで来た。


人の多さは変わらずで、
今がいちばん混雑するピークの時間かもしれない。



「有栖ちゃん、何か食べたいものある?」

「うーん……どうしようかな」


屋台を見渡すと、
わたしの好きなものばかりが並んでいる。


たこ焼きとか、焼きそばとか、焼きとうもろこしとか。


……って、こってりしたものばかりに目がいってしまうわたしは全然女の子らしくない。


けど、わたあめだって、りんご飴だって好き。



「とりあえず、わたあめ食べたいかな」

「ん、じゃあ買いに行こうか」


ここは女の子らしく、
わたあめをチョイスしてみる。


意外と混んでいなくて、
すんなりゲットすることができた。