「さっきからボーッとしてるけど大丈夫?」
「あ……うん。大丈夫……っ!」
「じゃあ、問題解こうか。
早くしないと時間なくなるし」
こうして、胸のドキドキと闘いながら凪くんにわかりやすく解説をしてもらっているうちに、午前はあっという間に終わった。
「んー!終わったぁ……!」
ようやく休憩時間に入り、
身体をグイーッと伸ばす。
午前の課題はなんとか全て終わらせることができた。
壁の時計で時間を確認すると、
時計の針は十二時ちょうどを指していた。
すると、凪くんが急に立ち上がり、
教室を出てどこかへ行ってしまった。
あれ……?
凪くんはお昼食べないのかな?
凪くんを気にしつつ、お腹もすき始めたので、カバンからお弁当の入った袋を出して、机の上で広げた。
そして、お弁当を食べ始めようとした時だった。

