「これって自主参加もオッケーですよね?」
「それはそうだけど……」
「じゃあ俺も参加するんで。メンバーに追加しといてください」
凪くんのまさかの発言に、わたしも五十嵐先生も開いた口が塞がらない。
わたしは強制参加だから文句は言えないけど、参加しなくてもいい凪くんが、どうして突然参加すると言い出したのか疑問で仕方ない。
「本当に参加でいいのね?」
五十嵐先生が念のため凪くんに確認をする。
そして凪くんは迷わず「はい」と答えた。
それからしばらくして、五十嵐先生が教室を出て行き、凪くんと2人っきりになった。
帰ろうと席から立ち上がり、教室を出ようとする凪くんの後ろ姿に思わず声をかける。
「あ、あの凪くん……!」
「ん?」
「どうして、補習受けることにしたの?」
わたしの質問に対する答えはすぐには返ってこず、数秒たって凪くんがわたしのほうを振り返った。

