「おはよう純さん」
「おはよう樹」
こうやって毎朝純さんを起こすのがわたしの日課。
こんな感じで私たちの1日はスタートする。
「朝ごはん用意してあるから早くきてね」
そう言って部屋を出ていこうとすると、腕を掴まれてベットに引きずりこまれる。
「何行こうとしてんの?」
「えっ?だって早く食べない純さん、遅刻しちゃうし」
「朝ごはんじゃなくて、樹を食べたい」
そういって朝から熱いキスをされる
私もそれに応えてしまうからあっという間に時間は過ぎてご飯を食べる時間は無くなった。
「いってきます」
「チュッ」
「いってらっしゃい」
「あっ、待って」
「ん?」
「いつも早く帰ってこなくてもいいんだよ?純さんだってたまにはお酒のを飲んできたり、友達と遊んだりしたいでしょ?」
そう言うと純さんは
「俺の楽しみって樹との夜なんだけど、」
そんなことさらっと言わないで!
そんなこと思ってるのもつかの間いきなり腕を引っ張られてそのままキスをされる。
「続きはまた夜ね」
「うん」
「今度こそ行ってきます」
「いってらっしゃい」
こうやっていつも私をドキドキさせる私の旦那さん!でもほんとうにこんな私でいいのかな?いつもどこかで不安が私を締め付ける。このまま幸せな生活が続いてくれたらいいな。