あたしの夢は好きな人と結婚する事。
・・・これ、そこ。
ベタすぎるとか言うなかれ。
世の乙女なら誰しも持っている夢である。
・・・多分。
でも
親と言うのは出来れば少しでもいいお家柄の息子と結婚させたいのが本音である。
そうすればそれだけいい暮らしが出来るし何より安泰。加えて自分達の老後も安泰というわけだ。
まあ・・・
百歩譲って自分達の老後の事は考えてないにせよ、子を持つ親なら誰でもそう思うだろう。
でも家の両親はあつあつの恋愛結婚なのでそんな事は考えていな―・・・
「というわけだから今日は家にいてね♥」
・・・う。
・・・なんか・・・ヤな予感・・・。
「えっとぉ・・・今なんて?」
恐る恐る父に尋ねるあたし。
「だからぁ、前にも話したお父さんの友達のソフィア、覚えてるでしょ?
今日ソフィア夫妻とその息子がウチに来るんだよ。だから・・・」
「・・・それでどぉしてあたしがウチにいなきゃなんないのよ?
お父さんの友達なんだからお父さんが相手すればいいじゃないっ」
あたしは間髪いれずつっこんだ。
「やーねぇ、主役が抜けちゃダメじゃない♥」
と、後ろから母の奇襲攻撃。
うぅぅ・・・ますますヤな予感・・・。
「まっ・・・まさか・・・!」
「そ♪そのまさか♪」
「お見合いよーっ♥♥」
・・・やっぱり!!
きゃっきゃと手を取り合い飛び跳ね喜びまくる父と母。
待て待て待て待てッッ!!
「いや~しかしこの話が来た時はこっちがびっくりしたよ。
テュナ、お前ソナに何か言ったんだろ?」
「だってソナちゃんの息子のフィルくん、いい子じゃない♥
ダメ元でうちの娘のお婿さんに頂戴って言ったらソナちゃんも是非うちのルナをお嫁さんにって言ってきたの!最初は冗談だと思ってたんだけど正式な申し込みだったじゃない?もう私嬉しい~♥♥」
な・・・何考えてんだこの母親わっ!
娘を物々交換のネタにする気かっ!!
・・・これ、そこ。
ベタすぎるとか言うなかれ。
世の乙女なら誰しも持っている夢である。
・・・多分。
でも
親と言うのは出来れば少しでもいいお家柄の息子と結婚させたいのが本音である。
そうすればそれだけいい暮らしが出来るし何より安泰。加えて自分達の老後も安泰というわけだ。
まあ・・・
百歩譲って自分達の老後の事は考えてないにせよ、子を持つ親なら誰でもそう思うだろう。
でも家の両親はあつあつの恋愛結婚なのでそんな事は考えていな―・・・
「というわけだから今日は家にいてね♥」
・・・う。
・・・なんか・・・ヤな予感・・・。
「えっとぉ・・・今なんて?」
恐る恐る父に尋ねるあたし。
「だからぁ、前にも話したお父さんの友達のソフィア、覚えてるでしょ?
今日ソフィア夫妻とその息子がウチに来るんだよ。だから・・・」
「・・・それでどぉしてあたしがウチにいなきゃなんないのよ?
お父さんの友達なんだからお父さんが相手すればいいじゃないっ」
あたしは間髪いれずつっこんだ。
「やーねぇ、主役が抜けちゃダメじゃない♥」
と、後ろから母の奇襲攻撃。
うぅぅ・・・ますますヤな予感・・・。
「まっ・・・まさか・・・!」
「そ♪そのまさか♪」
「お見合いよーっ♥♥」
・・・やっぱり!!
きゃっきゃと手を取り合い飛び跳ね喜びまくる父と母。
待て待て待て待てッッ!!
「いや~しかしこの話が来た時はこっちがびっくりしたよ。
テュナ、お前ソナに何か言ったんだろ?」
「だってソナちゃんの息子のフィルくん、いい子じゃない♥
ダメ元でうちの娘のお婿さんに頂戴って言ったらソナちゃんも是非うちのルナをお嫁さんにって言ってきたの!最初は冗談だと思ってたんだけど正式な申し込みだったじゃない?もう私嬉しい~♥♥」
な・・・何考えてんだこの母親わっ!
娘を物々交換のネタにする気かっ!!