私の恋のヒーローは


次の小説の題材が決まった。
降谷 恭斗をヒーローに物語を書こう。

相手は誰が良いだろうか。
ここはやはり、学年一のモテ女
香西 桃乃が適任か。

そうと決まればあの男に
協力してもらおう。

七海「まあ、でも絆がいいって
言うなら...て、え?絆?」

七海の話などそっちのけで
私はまた、降谷 恭斗の元へ向かった。

絆「降谷 恭斗。」

恭斗「何だよ。」

絆「私は今まで、お前の頼みを聞いてきた。
最後に1つ。私の頼みを聞け。」

恭斗「は?」

絆「香西 桃乃と付き合え。」

恭斗「何で、俺がお前に
そんな事決められないと
いけねぇんだよ。」

絆「お前は今まで、何でも決めて
きたじゃないか。
私に学校を辞めるなだの。
付き合えだの。逃げるなだの。」