七海「1人がいいなら諦める。
でも、私は絆と一緒に
お昼ご飯を食べたい。
ここにいてもいい?」
絆「どうして、七海は
私にそこまでこだわるんだ?
小説の続きが聞きたいのなら
私から話せる事はない。
私は書きたい時に書きたい言葉を
綴ってるだけだ。私と一緒にいても
七海の利益になる事など何もない。」
私の言葉が通じなかったのか
七海は私の隣に腰掛けると
お弁当箱を広げはじめた。
七海「初めは、そうだった。
私の大好きなリアンが絆だって
知って、小説の話とか今後の展開とか
聞きたいなって思って話し掛けた。
でも、今は違うよ。私は絆と話がしたい。
小説の話じゃなくて、絆と
色んな話がしたいと思ってる。」
絆「色んな話とは何だ?」



