私の恋のヒーローは


降谷 恭斗は私の腕を引っ張ると
唇にキスをした。本当に凄い男だ。
これが私のファーストキスだと
いうのに全くもってときめかない。

絆「離せ。」

恭斗「ドキドキしただろ?」

絆「する訳がない。
私はお前にはときめかない。
もう私に構うな。」

降谷 恭斗の手を振りほどき
私は教室へと戻る。
やっぱり今日もあの男は
教室へは現れなかった。