七海「そうだよね。霜月さん
病み上がりだったよね。
また今度お茶しようね!バイバイ!」
嵐のような女だけど、私を
陥れようとしている訳ではなさそうだ。
それよりも、降谷 恭斗の事を
何とかしなければならない。
あの男を探そうか。いや、でも...
そんな事をすればまた
あの不敵な笑みを向けられるだろう。
恭斗「初めての友達はどうだった?」
探さなくてもやってくる。
それが降谷 恭斗という男だ。
放課後まで私に絡みに来るなんて
よっぽど暇なんだろう。
絆「どうもこうもありません。
ですが、勝手に私の事を
他人に話さないで貰えますか?」
恭斗「お前の小説を好きだって
言ってる奴に教えて何が悪い?
ファンは大切に。小説家さん。」
本当にいちいち上から目線な男だ。



