私の恋のヒーローは


私と七海が教室を出ようとすると
随分と聞いた事のなかった声に呼び止められる。

恭斗「霜月!」

私が振り返ると女生徒の群れを
かき分けた降谷 恭斗が
私の元へとやってくる。

恭斗「終業式。絶対に出ろよ。」

絆「私は、お前ではない。
出るに決まってるだろ。」

恭斗「お前に俺の本当の気持ちを
伝えてやる。お前との恋の集大成だ。」

相変わらず訳の分からん男だ。

もう別れたというのに
この男は私に何を伝えるというのだろう。