私の恋のヒーローは


父が帰ってくるとお母さんは
早速、今日の出来事を話し始めた。

私が学校を辞めたがっているという話を
聞いた父は、いいんじゃないかと言った。

母「何がいいんですか?」

父「それが絆の気持ちなんだろ?
本人が辞めたいと言ってるんだ。
反対する理由などない。」

母「あなたと同じ人生を
歩ませるんですか?」

父「どうゆう事だ?」

母「あなたが1番その苦労を
知ってるんじゃないんですか?
人と上手く付き合えなければ
苦労も増える。分かっているのに
どうして絆にも同じ人生を
歩ませようとするんですか?」