七海「...可哀想だね、降谷くん。」

絆「何が可哀想なんだ?」

七海「だって、幸せになりたいと
思った事がないなんて可哀想でしょ。
私はいつでも幸せになりたいよ。」

絆「私も幸せになりたいと
思った事はない。」

七海「そうかな?絆は幸せに
なりたがってたよ。...て
まだまだ友達歴の短い私が
言う事じゃないけど、リアンの
ファン歴は長いから。
絆の小説読んでて、この人は
いつでも幸せに
なりたいんだなって感じたよ。」

絆「七海の勘違いだ。
この話はもういい。家に帰って勉強だ。」

七海「うん。」

まるで、昔の私を見てるみたいで
ものすごく嫌いだった。