降谷 恭斗の言う通り
いつもは1時間かかる作業が
30分で終わった。

恭斗「行くぞ。」

職員室にプリントを届け
校門を出ると降谷 恭斗は
足早に歩いて行った。

その後を追いかけ辿り着いた先は
繁華街にある宝石屋だった。

恭斗「好きな物を選べ。」

絆「意味が分からん。
きちんと、説明しろ。」

恭斗「お前、今日誕生日だろ。
この中から好きな物を選べ。
何でも買ってやる。」

何故、降谷 恭斗が私の
誕生日を知っているんだろう。

私が聞く前に降谷 恭斗は言った。