雄亮「なんや、見せつけられた気分やな。
ホンマに絆は降谷の事が好きやねんな。」

首の後ろに手を組みながら
あーあと雄亮は言った。

絆「あの男の事が好きかどうかは分からない。
ただ、私はあの男に勘違いして
欲しくなかっただけだ。」

七海「絆。それを好きって言うんだよ。」

絆「馬鹿な事を言うな。
そんな訳がないだろ。」

七海「降谷くんに傷付いて欲しくない。
降谷くんに勘違いして欲しくない。
その気持ちが好きって事だよ。」

絆「でも、私はあの男にはときめかない。」

恋はドキドキワクワクするもの。
私はずっとそう思ってた。