恭斗「何で1人で帰るんだよ。」
絆「ここ最近はずっと1人だったからな。」
恭斗「俺、今日はお前に
用事あるって言ってないよな?
普通、待つだろ。まあいいけど。」
この男は日々変化していく。
前までは絶対に許す事などしなかったのに
是が非でも私を悪く言っていたくせに
最近は少しだけ心が広くなったように思う。
絆「お前、サッカー部に入ったのか?」
恭斗「まあな。」
絆「何故、言わなかった?」
恭斗「お前の前ではいつでも
かっこいい俺でいたいんだ。」
絆「私はお前の事を
1度もかっこいいなどと
思った事はない。」



