恭斗「おいっ!」
私と雄亮が振り返ると
鬼のような顔をした降谷 恭斗が
私たちの元へとやって来る。
恭斗「勝手に帰ってんじゃねぇよ。」
本当に勝手な男だ。
今日までずっと放ったらかしに
しておいて、何故そこまで
態度でかく怒れるんだろう。
恭斗「お前も人の女
勝手に誘ってんじゃねぇよ。」
怒る降谷 恭斗の肩を叩きながら
雄亮はごめんごめんと謝った。
雄亮「まあ、そう怒るなや。
俺、先帰るから絆の事頼んだな。」
恭斗「お前は何様だ。
さっさと行けよ。」
雄亮がいなくなると
降谷 恭斗はため息をついた。



