母「私もね、沢山嫌味を言われたの。
まだ仕事に慣れてなくて
周りよりも仕事のスピードが
遅かったから、社員の人達から
私は疎まれていた。残業代も出ないのに
残業したり、あの頃の私は必死だった。
そんな時、1人の女性社員が
私の仕事を手伝ってくれたの。
私の頑張りをいつも見ていてくれて
優しい言葉をかけてくれた。」
私はまだ社会に出た事がないから
分からないけど、お母さんの話を聞いて
思う事は学校も会社も変わらないと言う事だ。
母「翌日、私が出勤すると
上司が私の目の前に1枚の
資料を突き付けてきた。
確かにそれは私の仕事だった。
でも、作ったのは前日に仕事を
手伝ってくれた女性社員だった。
私は必死になって否定した。
だけど、誰も派遣の言葉になんて
耳を傾けてくれなかった。」
人は人を蔑む事で生きて行けるのだろう。



