2.3日経つと私と降谷 恭斗の事を
噂する者は随分と少なくなった。

だけど、やはり好奇の目は変わらない。

授業をサボっていても
必ず放課後には私の元へ
やってきた降谷 恭斗だったが
ここ最近は、用事があると
言い残しいつもどこかへ
行くようになった。

1人で生徒玄関を出ると
後ろから名を呼ばれる。

雄亮「絆!一緒に帰ろうや。」

あれから、雄亮とは
少しずつ友達としての
関係を回復しつつあった。

絆「今日は部活じゃないのか?」

転校してからしばらくすると
雄亮は小学生の頃から続けている
サッカー部に入った。