七海「逆なんじゃないかな?
絆は降谷くんの事が
好きだから書けないんじゃない?」
本当に突拍子もない事を言う女だ。
私が、降谷 恭斗を好きになるなど有り得ない。
雄亮といい七海といい
何故、そう思うんだろうか。
絆「私はあの男の事など
好きではないしこれから先も
好きになる事はない。」
七海「幸せな話が書けないんじゃなくて
幸せになって欲しくないから
書かないんだよ。だって、絆の
妄想力なら絶対に書けるはずだよ。
例え、降谷くんの事が嫌いでも。」
七海の言う事には一理あるが
それが何故、好きに結び付くのか
分からなかった。



