母「でも、社会に出れば
嫌でも人付き合いしなくちゃ
ならないの。学校はそれを
学ぶ所でもあるのよ。」
絆「例え、人と上手く付き合えなくても
能力があればクビにはなりません。
お母さんは何故、そこまで
私が学校に通う事にこだわるのですか？」
お母さんは私とは真逆な人間だ。
すぐに感情が表に出る。
隠すという事を知らない人だ。
融通が効かない。人と距離を置く。
私のこの性格は父そっくり。
父は私の生き写しのような人だった。
母「絆が苦労する所を見たくないのよ。
女子高生でいられるのは
たった3年しかないのよ。
夜遅くまで友達と遊び回ったり
ドキドキする恋愛が出来るのは
今だけなの。私は絆に
そうゆう幸せを知って貰いたいの。」
ずっと疑問に思っていた事がある。
お母さんのような人が何故
父を好きになったのだろうか。
