弁当を持ってみんなが楽しげに食べているのを横目で見ながら教室を出て3階の裏校舎に行く



表校舎と裏校舎を繋ぐ渡り廊下で沢山の女子生徒に囲まれた花川先生を見つけた

1日目でこの人気ぶりは地味に羨ましい




「せんせ〜。お昼一緒に食べようよ」

「あー抜け駆けズルい!
先生私と食べよ」


「ごめんね今日は忙しいからまた今度」


可愛いと有名な子に迫られても表情1つ崩さずに彼は傷つけないようにやんわりと断っていた


「えー絶対ですよー」