「もう九月なのに、あれでやっと気づくなんて......遅すぎる」
純がカウンセリングに来るようになってもう五か月が経ったのです。
僕は夏祭りの日にようやっと、純がミナトからDVを受けていると知りました。
そりゃあ、僕が直接その話題に触れないようにと思っていたのも悪かったですけれど。
「恥ずかしかったかもしれないけど、もう少し早く教えてくれたって良かったじゃないですか」
諦めて携帯を机に置いて、僕は言いました。
純はというと、やはり人の気も知らずににこにこしているのです。
「先生、正直なのね。でも後悔してももう遅いよ、自分を責めないで?」
「辛いのはあなたなんですよ?」
どうして今の今になって、カウンセリングの輪郭が現れてくるのでしょう。
純がカウンセリングに来るようになってもう五か月が経ったのです。
僕は夏祭りの日にようやっと、純がミナトからDVを受けていると知りました。
そりゃあ、僕が直接その話題に触れないようにと思っていたのも悪かったですけれど。
「恥ずかしかったかもしれないけど、もう少し早く教えてくれたって良かったじゃないですか」
諦めて携帯を机に置いて、僕は言いました。
純はというと、やはり人の気も知らずににこにこしているのです。
「先生、正直なのね。でも後悔してももう遅いよ、自分を責めないで?」
「辛いのはあなたなんですよ?」
どうして今の今になって、カウンセリングの輪郭が現れてくるのでしょう。



