あかいろのしずく











純に会ったのは、それから夏休みを挟んだ二か月後。




「こんにちは!」




勢いよくドアを開けると、何やら大きな袋を持っていました。
白かった肌は少し日に焼けていました。そしていつもと違うことは他にもありました。




「いつもより早いですね」

「へへ」



純は照れたように笑います。
時間がいつもより早いのです。どうしたのでしょう?

純はいつもの場所に座ると、隣の椅子にカバンを置いて、次にドン!と机に袋を置きました。重そうです。なんでしょう?


僕がポカンとしていると、純は袋越しに言いました。




「お土産! 開けてみて」