じゃあ、純もいるのですよね。 絶対に、この世界のどこかには。 けど、まだ会えないのはどうしてなんですか。 走っても走っても、終わりが見えないのはどうしてですか。 「地獄とかじゃないですよね」 僕は本気でした。 もしかしたら、もう既に僕は罰せられているのではないでしょうか。純に会えないように、仕組まれているのではないでしょうか。 そう思ったけど、女性は可笑しそうに笑うのです。 「なに言ってるんですか? 変な人ですね」 確かに僕は、変なのかもしれないです。