私ね、こんな生活、もう終わらせようと思っているんだ。
だってずっと苦しいままなんだ。もう、みんなきっと奇跡が起こるなんて思ってもいない。
サユリさん達のこと、守るって約束したのにね、アズマと。
もう破らないと、どうにかなってしまいそうで怖いんだ。
だから明日、朝目が覚めたら先生に話す。
そこまで重要なことは知っていないけれど、包み隠さず話すよ。
私にできることはもうそれしかない。
だから許してね。
今まで頑張ってきたけどさ、仕方ないよね。
諦めないといけないことだって、この世界にはあるんだよね?
涙がこぼれて鼻の上を通り、ぱたぱたと床に落ちる。
目頭が熱くて胸が苦しくて、このまま死んでしまえたらどれだけいいだろうと思った。
目を閉じれば意識が遠のいていく。
そうやって朦朧としている中で誰かが、降り積もった外の雪を踏むような音がした。



