「いいこと......」
「一昨日の質問、答えが合ってたら、これは渡してあげる。ただし、人が合ってても理由が合ってないと駄目」
携帯を服のポケット入れて、藤谷はスタートの合図を出す。
どうしてこんなことをするんだろうと疑問に思った。けれど時間は過ぎていく。
現状もまだ理解が追い付かなかったけど、一昨日の質問については、もう死ぬほど考えたんだ。思いついた答えを片っ端から答えることにした。
「ミナトのため。で、理由は......更生させたいから」
「違います」
「あんたのため。理由は、あんたを喜ばせたいから」
「違います」
「理由を変える。あんたが全ての首謀者だから」
少しの間の後藤谷は答える。
「一昨日の質問、答えが合ってたら、これは渡してあげる。ただし、人が合ってても理由が合ってないと駄目」
携帯を服のポケット入れて、藤谷はスタートの合図を出す。
どうしてこんなことをするんだろうと疑問に思った。けれど時間は過ぎていく。
現状もまだ理解が追い付かなかったけど、一昨日の質問については、もう死ぬほど考えたんだ。思いついた答えを片っ端から答えることにした。
「ミナトのため。で、理由は......更生させたいから」
「違います」
「あんたのため。理由は、あんたを喜ばせたいから」
「違います」
「理由を変える。あんたが全ての首謀者だから」
少しの間の後藤谷は答える。



