だったら最悪だな、こんなことに振り回されるなんて。
俺はその翌日に、なんとかしてショウトに電話をかけることに決めた。それでその日の夜は眠りについた。
公衆電話を使おうと思った。あの十円は戻って来ていたから、もう一度隙を見て町に行くつもりだった。
けれどその日、朝起きると外は雪が降っていた。
正直こんな日に外出はしたくなかった。朝方からずっと降っていたのか、窓の外は真っ白だった。
だから気が引けたが、藤谷の携帯の方が手っ取り早いだろうと思い、俺はまた前のようにこっそり、それを奪うことにした。
だけどその日、藤谷は何故か肌身離さず携帯を持っていて、昼寝もしなかった。
俺はその翌日に、なんとかしてショウトに電話をかけることに決めた。それでその日の夜は眠りについた。
公衆電話を使おうと思った。あの十円は戻って来ていたから、もう一度隙を見て町に行くつもりだった。
けれどその日、朝起きると外は雪が降っていた。
正直こんな日に外出はしたくなかった。朝方からずっと降っていたのか、窓の外は真っ白だった。
だから気が引けたが、藤谷の携帯の方が手っ取り早いだろうと思い、俺はまた前のようにこっそり、それを奪うことにした。
だけどその日、藤谷は何故か肌身離さず携帯を持っていて、昼寝もしなかった。



