私は苦笑いする。 「リラックスしようにも無理じゃないですか。四日後のことを考えると」 「そうよね」 けれどこれは、不安や恐怖のせいではなかった。 遠足の前日は眠れないのと同じ。よくある緊張からくるものだ。 アズマがああ言ったから、少し安心して。いや、ほんとはもっと安心してるかな。 だって四日後にはここを出るんだもの。 脅されて身動きができないでいたけど、それでもアズマは信じていたんだ。ここから出ようと、諦めずにいたんだ。 私達が絶望したとき、助けてくれた。 欲しい言葉をかけてくれた。