あかいろのしずく


ダメなことかどうかなんて考えてこなかった。
私、神様が起こるようなことをしてしまったのかな。



「分かんない。だって、私、ちゃんと頑張ってるのに」



出口探そうとしたよ。頑張って朝も起きたよ。
それでもまだ足りない?



「もうやだ、やだ......」



涙声で呟く。


振り返って過去のことだと割り切ろうとしても、どうしても夢になって私を追いかけてくる。そうやって忘れようとして囚われるのは、もう疲れてしまった。


ボロボロと涙がこぼれてくる。
涙は綺麗に橙色の光を反射して、バケツの中に吸い込まれて、すぐ見えなくなる。



息が苦しい。また、吐きそう。


そう思い、怖くて目を瞑った時だった。