あかいろのしずく


その後、先生に連れられ部屋に戻った私達。四人とも今では絶望の中に置き去りにされたような、暗い影のかかった顔をしていた。



部屋に戻ったのは十時頃。
家から出ようとして見つかるまで、二時間しか経っていなかったのだ。




時間が過ぎるのはあっという間で、夕方の六時。
窓の外に太陽はいない。





『よく考えて行動しないとダメ、って言ったじゃないですか』



捕まったあと、先生に言われたことを思い出す。



『君たちの行動はすべて見ていましたよ。どうですか? この家からでる方法は見つかりましたか? なにもなかったでしょう?』